ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

  • 早川書房 (1977年4月1日発売)
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感想 : 113
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惑星ソラリス、
海の描写、人類にとって未知の世界の表現が
すごかったです。
内容としては、哲学的な問いなのか、解釈が難しいです。
人間が人間であるが故に、過去にとらわれて生きる生き物であること、
それに対し、ソラリスの謎に満ちた生体、知性と思われながらも、知性ではなく、単なる生体反射なのか。
過去にとらわれずに生きれたら幸せになれるのか、
いや、過去にとらわれないというのは、
人間関係をすべて捨てることなのか。
うーん、著者の作品としての意図はどういうとこなんだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年7月18日
読了日 : 2021年7月18日
本棚登録日 : 2021年7月18日

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