第二次世界大戦に向けて、徐々に不穏な空気が高まっていく。ドイツへと向かったディヴィッドであったが、ユダヤへの締め付けなど、息苦しい空気が高まっていく。
今ひとつ、戦うべき「敵」の姿もよく見えないし、前巻までに比較すると、今一つ面白みに欠ける。物語として一つの結末を迎えてから、次へと向かってほしかった。
レベッカがユダヤ人であることを考えると想像通りであったが、上中下巻で編集した方がよかったのでは?と思えてくる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2014年1月14日
- 読了日 : 2010年9月29日
- 本棚登録日 : 2014年1月14日
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