人間は何を思って「かたち」をつくるか、人間は「かたち」から何を感じ取るのか。そんなことを考えていたときに出会った本。最近気になっていた、大極図、唐草模様、木、曼荼羅など、よくもここまで私の知りたいことが集まったなあ、と驚愕した。著者は杉浦康平さん。何かこの感じはとても好きだと思ったら、私が大好きだった雑誌「季刊銀花」の装丁を手がけた人だったんだな。好きなものは知らないうちにアンテナに引っかかる、集まってくる。この本は、私の好きなものの集大成だった。
読書状況:読み終わった
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読書記録
- 感想投稿日 : 2012年4月3日
- 読了日 : 2012年3月25日
- 本棚登録日 : 2012年4月3日
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