この本は、絵を描けない人を対象に、写実的なデッサンを「描くこと」をワーク形式で説明しながら、
“右脳で”ものを「見ること」を教えている本だ。
著者も、この内容で5日間の研修を行っているという非常にわかりやすく伝えやすい手順を行っているそう。
小中学校の美術の授業に応用することも可能でしょう。
基本的なデッサンができる人にとって本書の内容は、無意識のままに自動化されている当然の「見方」ですが、
それを改めて言葉で説明されるのも新鮮で面白いのだ。
絵の描けない人が読まれると、いつもとは違った「ものの見方」に驚かれる、発見の多い本だと思います。
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カテゴリ:
美術
- 感想投稿日 : 2008年8月23日
- 本棚登録日 : 2008年8月23日
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