イギリスの作家パトリシア・A・マキリップの『妖女サイベルの呼び声』をマンガ化した作品。
原作が大好きで、マンガ化もされていることは知っていましたが、今回思い切って全巻そろえてしまいました。
岡野玲子さんの絵が幻想的で、原作のイメージにとっても合っていました♪
物語は山奥の城で1人伝説に語られる幻獣たちと暮らす若き魔女、サイベルの元に赤子を抱えた1人の騎士がやって来るところから始まります。
偉大な魔術師だった祖父や父から、心(マインド)に語りかけて幻獣たちを引き寄せる術を習い、知恵あるイノシシや、偉大なライオン、夜の貴婦人と呼ばれる猫や巨大な竜まで従えるサイベルですが、人間たちの中で翻弄され、愛を知って苦しむことに…
原作をなぞりながらも、岡野玲子さん独特の世界観と合わさって、魅力的なサイベルが描かれていました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2009年12月12日
- 読了日 : 2009年12月12日
- 本棚登録日 : 2009年12月12日
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