ひとつひとつの内容が、ファンタジー好き・SF好きとしては踏み込んで考えざるを得ないテーマで、どこもさらりと読み流せないし、簡単には目を逸らして逃げられません。重たいです。最初から最後まで読みはしたけれど、読了したとはいいがたい。これから時間をかけて、じっくり読み込んでいきたい一冊です。
単独で読んでもいい評論ですが、しかし、どちらかというとル=グウィンの小説が好きな方向けかもしれません。
ファンタジーとは何か。SFにはどのような可能性が秘められているのか。かなり辛辣な箇所も多々あり、これは発表された当時のアメリカ人男性作家の方々にはさぞ耳が痛かったのではないかと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・コラム・実用書・評論・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年12月24日
- 読了日 : 2011年12月8日
- 本棚登録日 : 2011年12月8日
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