新城カズマさんの「マトリカレント」と津原泰水さんの「五色の舟」がインパクトあった。
マトリカレントはSFと王朝ファンタジーの中間、よりもややSF寄りな海洋もの。単語の選びがすごく雰囲気あって浸って読めた。世界史に詳しい人が読むともっと面白いのかも。
五色の舟は、異形というか奇形のために見世物にされながら生きる家族を主人公に据えた、「くだん」の話。不幸と幸福について考えたくなる、なんともいえない後味が残る話。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(アンソロジー)
- 感想投稿日 : 2014年8月10日
- 読了日 : 2014年8月9日
- 本棚登録日 : 2014年8月9日
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