リリース (teens’ best selections) (teens’ best selections 27)
- ポプラ社 (2010年4月9日発売)
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感想 : 48件
中学生の明良は母と大学生の兄の3人暮らし。明良が生まれたその日に、父親が事故で亡くなってしまった。
その父の願いや周囲の期待を背負い、父と同じバスケットボール部に入り、父と同じ医者を目指していた明良。しかし、バスケの魅力を体で感じ夢中になっていくうちに、新たな夢が生まれていた。
それでも優しい兄や、女でひとつで自分達を育ててくれた母、親戚のためにその夢は自分の中にひっそりとしまって過ごしていた明良。ところが信頼していた兄に関する「あること」をきっかけに、今までの生活はほころびを見せ、ついに気持ちを爆発させる明良。家族はバラバラになり、バスケに対する情熱も失ってしまう…。
明良は、家族は、バスケ部は一体どうなるのか?
いかにもYA向きの作品。中学生が読んだら、少なからず「そうそう」って共感できるところがあるのでは。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
YAいろいろ
- 感想投稿日 : 2011年1月26日
- 読了日 : 2011年1月25日
- 本棚登録日 : 2011年1月25日
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