上巻は路彦が危なっかしくて弱くてみっともなくて、
完全に信二が上位だったのに、
読み進めていくと、あれ、あれ、あれ・・・?
これは壮大な下剋上の物語であった。
とりあえず下巻のようやく結ばれるシーンでは
目を疑いましたね!!あ~びっくりした。
まあ落ち着いて考えると、その方がいいかもしれないな。
路彦は最初の幼いイメージが強かったせいでビックリしたけど、最後はふさわしく成長していたと思います。
私はインテリヤクザの惣一が結構好きだったので、
もっと絡んでくるんだろうと思ったのに残念・・・。
信二がバカすぎて何も起こらなかったけど、
惣一って信二が好きだったんだろうか?
信二に掘ってもらいたかったんだろうか?
信二がバカすぎてイライラしたけど堅気になれて安心しました。
やっぱり地に足がついていないと不安でたまりませんからね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL小説
- 感想投稿日 : 2015年6月24日
- 読了日 : 2015年6月24日
- 本棚登録日 : 2015年6月24日
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