以前から興味が有った人だったので読んでみましたが、世間に伝わっているイメージと全然違う事が書いてあって、驚きました。
歴史では、慶喜派だと聞いてましたが、実際は慶喜が嫌いで、最後まで徳川家を滅亡させたのは彼だと思っていたと書いてあり、意外でした。和宮との関係も、とても心が打たれました。
女性として、本当に素晴らしい人。いつも周りとの和を大切にし配慮を忘れない。夫を立てて、例え周囲が朝廷や攘夷派に翻弄されても、意志を強く持って貫く。そんな彼女の生き方に感動です。
『女として生きる事とは何ぞや』という事を考えさせられる本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2012年2月20日
- 読了日 : 2006年8月11日
- 本棚登録日 : 2012年2月20日
みんなの感想をみる