MILK (文春文庫 い 47-35)

著者 :
  • 文藝春秋 (2018年5月10日発売)
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本棚登録 : 546
感想 : 28
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正直感想も思い出せないくらい印象の薄い本でした。。。残念。
石田さんといえばIWPですが、私は娼年で火がつき何冊か読みました。IWPとの意外なギャップで何冊が読みましたがこの本はあまり面白くなかった記憶です。

本の概要
セックスは人間に贈られた よろこびなのか、呪いなのか――。


結婚して4年目の雄吾は、新入社員の泉希がまとう匂いに強く惹かれる。
それは、遠い初恋の記憶へとつながる匂い。けれど、妻の摩子にはない。
(表題作「MILK」)

一人息子を妊娠して以来、夫とはセックスレス。
このままでは三十代の十年間を一度もセックスしないですごすことになる、
と思った皆子は、同じような境遇の男性と関係を持つことを決意する。
「アローン・トゥゲザー」

結婚して七年になる直哉は、何気なく食事に誘ったアルバイトの女性と
帰り道でキスをしてしまう。はじめ驚いていた彼女は、
次の瞬間、思いもかけぬ提案をしてきた。
「いれない」

アメリカのブルーフィルムを上映している映画館で、
年上の女性と出会った男子高校生の一志。
彼女は脚本家で、AVの脚本を書く参考に一志の話を聞きたいという。
「水の香り」

誰もが当たり前に持つ欲望と、それが満たされるよろこび。
刺激的で幸福なエロスを、軽やかに描き出した恋愛小説短篇集。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月29日
読了日 : 2024年2月23日
本棚登録日 : 2024年2月23日

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