。体液や臓器が人の精神に影響を与えているという考えは、
洋の東西を問わずにあるものだけれども、
この本は肉体と心の関係性に初めて触れる人にも、
分かりやすく説明している入門書的な本。
一番オーバーフローしやすい臓器が、
私たちの性格の主の部分に影響を与えているという事で、
簡単なチェックリストによって、
自分が5つの臓器のどのタイプに分類されるのかも
チェックできるだけでなく、
それぞれの臓器を癒すための、
丹田を意識したイメージングなども紹介されている。
ちなみに私は腎臓タイプになり、
説明を読めばナルホドと思い当たる所が多かった。
面白かったのが、人の一生が各臓器で節を切っているというもの。
肝臓から始まり心臓・脾臓・肺臓・腎臓と進み、
一つの臓器が支配するのが12年なのだという。
(上記の流れは固定だけれども、
最初の臓器がどれから始まるのかは人次第なんだそう)
占星学に関心がある方ならば、これは興味深いのではないだろうか?
またストレスが内臓に与えている働きが、
ネガティブなものだけではないという話も
非常になるほどと頷けるものがあった。
可愛らしい体裁はとっているけれど、私にとっては面白い本である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
東洋医学
- 感想投稿日 : 2011年7月18日
- 読了日 : 2011年7月18日
- 本棚登録日 : 2011年7月18日
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