ベイマックス MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

監督 : ドン・ホール  クリス・ウィリアムズ 
出演 : ディズニー 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.94
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本棚登録 : 1699
感想 : 285
4

ベイマックスかわいい!
通常版はもちろん、しぼんだベイマックスもかわいい。
歩いている所もテープで修復している所もかわいい。
それでもアクションヒーローになるのはさすがアメリカだと思った。

ストーリーは王道で誰でも楽しめる。
家族との愛、仲間との友情、思わぬ敵、アクション、ワクワクするような近未来のアイテム。
面白かった。

ディズニー映画はあまり知らないけれど、細かいこだわりが色々見えて、技術と資金力を感じた。
架空の都市サンフランソウキョウもよく出来ている。
東京よりも神戸とか横浜みたいな、明治大正に外国の様式を取り入れて和漢洋入り混じった街並みの地区があるけれど、あんな印象を受けた。あれの逆バージョン。見下ろした光景は大都市で東京っぽい(サンフランシスコは知らない)。観光してみたい。
マイクロボットを動かすシーンは作るのが大変そうだけれど、どうなんだろう。何にせよアニメーションって凄い。


劇中には面白い発明が沢山登場する。中でもマイクロボットは使用者の能力がかなり試されるような気がした。
AIとかが補助してくれるのかもしれないが、あの膨大な数の小さなロボットを動かすとは、いったい何を考えればいいのか。物体を形作るにしても、三次元で動きと構造を把握してかなりはっきりと想像する必要がある気がする。
自分にはいまいち出来そうにない。SFの世界は遠かった。

人とロボットの友情というのもベタだけれど、なんだか今まで持っていたイメージとは若干違った。
日本だとドラえもんとか割と感情豊かだったり、機械としてはバグにも受け取れる様な部分も許容してそこに人間味を感じたりするが、ベイマックスはあくまでケアロボットとして与えられた最初の命令から逸脱しない。暴走するときはカードを差し替えた時だけで、それはヒロの意思だ。
バグを許すとあっという間にターミネーターの世界になってしまうということだろうか。
何となくアメリカっぽさを感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月24日
読了日 : 2021年1月19日
本棚登録日 : 2021年1月19日

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