さみしさの周波数 (角川スニーカー文庫 134-3)

著者 :
  • KADOKAWA (2002年12月1日発売)
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本棚登録 : 6921
感想 : 599
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数年ぶりに再読。多分10年くらい経ってる。
初めて読んだ乙一作品で、自分が持ってる唯一の乙一作品。

書名の通りの4編だと思った。かなしいとは少し違う感じで、さみしいという言葉が確かに合う。何かをなくしたあとが描かれた4編。

前に読んだときも思ったけど、自分にとって一番面白かったのは「手を握る泥棒の物語」。

でも一番印象的なのは「失はれた物語」。実際、内容を比較的しっかり覚えてたのはこれだけだった。

前はあまり覚えのなかった「未来予報」の古寺が気になる。
古寺視点の「未来予報」や、古寺自身の物語を読んでみたいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年5月26日
読了日 : 2012年5月26日
本棚登録日 : 2012年5月20日

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