数年ぶりに再読。多分10年くらい経ってる。
初めて読んだ乙一作品で、自分が持ってる唯一の乙一作品。
書名の通りの4編だと思った。かなしいとは少し違う感じで、さみしいという言葉が確かに合う。何かをなくしたあとが描かれた4編。
前に読んだときも思ったけど、自分にとって一番面白かったのは「手を握る泥棒の物語」。
でも一番印象的なのは「失はれた物語」。実際、内容を比較的しっかり覚えてたのはこれだけだった。
前はあまり覚えのなかった「未来予報」の古寺が気になる。
古寺視点の「未来予報」や、古寺自身の物語を読んでみたいと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月26日
- 読了日 : 2012年5月26日
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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