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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
久しぶりに、読んだ乙一さんです。サクサクととても読みやすい。
4編とも「ホラー」では無いと思いますが、「フィルムの…」だけがホラーテイストという位でしょう。読後にはやはりせつなくてやりきれない想いにもなりますが、相変わらずそれは心地いい。
収められている4編のうち「手を握る…」と「失はれた…」は以前も読んだことがあり、当時は「手を握る…」でお人よしとも思える主人公の気持ちが伝わり緊張し、「失はれた…」ではどこかで起こっているかもしれないと身震いしたものでした。
再読して感じたのは、「手を握る…」では、主人公の敗北感だったけれど、明るい未来もあるような予感がしたこと。そして「失はれた…」は、主人公の悲しい選択といつまで続くかわからない孤独感。これはやっぱり、せつないという表現になるのでしょう。
「未来予報」「手を握る泥棒の物語」「失はれた物語」が好きだった。
未来予報──透明感のあるすてきな物語。その透明感のあるものにすっと手で触れられそうで、触ったらすこし冷たいけど柔らかいようなそんな感触が残る物語でした。
手を握る泥棒の物語──握手って不思議。こう、一人一人手を握った感触が違ってその人を感じられる、そういうコミュニケーション方法だと思う。
失はれた物語──重みを持ちつつ、悲しくない。でもその重みは最後までずっしりと残って。短篇集の最後としていい締めくくりでした。
乙一の小説で初めて買った本でした。「手を握る泥棒の物語」と「失はれた物語」が好きなお話。失はれた物語は涙が溢れてページが濡れました。4つの短編どれも面白かったです!人におすすめしたい。
中一の時、表紙が可愛くて買いましたが中身は真逆でとてもシリアスな内容でした。その中でも(失われた物語り)はかなり衝撃的な内容でした。何か胸がきゅーと締め付けられるような…。もし、自分がこの人と同じ状況ならと考えるだけで涙がとまりません。乙一さんの書く文章はとても透明感があり美しいなと思いました。
乙一さんは読んだことあったかなかったか。まぁ出始めにこの短編集を読んだわけだけど。…すっごいね!切なくても怖くても最後に残るイメージは"綺麗"
綺麗事とかのじゃなくて、純粋に、綺麗。かっこよく言うなら透明感のある小説。
切ないわー
ひどく切ないわー
でも、現実にあまりないシュチュエーションだったから、
比較的淡々と読んじゃったかな。
ミステリーなのに、
怖いってゆう感情よりも、せつないって思うとこのが多い。
あたしは、失われた物語が一番すき。
僕たちの間には言葉で表現できる「関係」は存在しなかった。ただ透明な川が二人の間を隔てて流れているように、あるような、ないような距離を保っていた。
(P.62)

切なかった。






