内容はステキなのに二冊目になって残念ながら
温暖化など政治がらみの現象に生半可に入り込んだ
頭ごなしの解説が少々ウルサイ
物理のスタンスを貫いていれば共感できるものを
残念ながらシラケてしまうような浅はかな所が多い
この本で気になったのは上から目線
最強とか最高とか天才とか
比較による最上級を使った言葉が多用されている
個性の対等性を無視している視野の狭さを感じた
例えば常識を批判している一方で
「科学者が送り出す宇宙船〜」とか
「〜してあげる」など
何気なく書かれている言葉に
常識的な物質的価値観や善悪観に染まった本心が滲む
ちなみに宇宙船を送り出しているのは
科学者だけでなく市民全体を巻き込んで
参加させなければ
できなかったのではないだろうか
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年10月2日
- 読了日 : 2014年10月2日
- 本棚登録日 : 2014年10月2日
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