2024/01/07 読破
会社の代表に、素敵な30代を迎える準備として、28歳の誕生日プレゼントに頂きましたので読ませて頂きました。
総論
人生や仕事に対しての考え方の一助。
仕事で責任ある方や、今後発展を考えている方には金言がたくさんあると思います。
感想
「魂」を磨いていくのが人生で、リーダーになる為には「徳」を積むことが大切。「徳」を積む為には目の前の仕事に精進すること。起きた出来事には捉え方で善にも悪にもなるから、良い捉え方ができるように、心に余裕を持った生活をしていきたいと思いました。
下記ページ数と文言は自分に刺さった文章です。
p.18 人格とは
人格とは、「性格+哲学」で構成される
性格:人間が生まれながらもっている
哲学:人生を歩むか提案で学び身につけていく
p.22 過程を楽しむ
「仕事の感性より、仕事をする人の完成」という言葉がラテン語にあるそうで、
人格の形成に、仕事を通した哲学を身につけていく過程が大切
p.25 人生や仕事の結果
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
この中で1番大切なものが、考え方
p.52 計画について
計画の実行には「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」
p121 考え方
日本:ドイツを基に条文が基に作成。表現がお堅くなりやすい。
アメリカ:物事のケースに合わせて当事者が自らの良識やルールに照らして正当かどうかを判断することが多い
p131 西郷隆盛
「徳高き者には高き位を、功績多き者には報奨を」
・リーダーには「才能」より必要なことは「徳」
p149 黒白ニ鼠の譬
人生をわかりやすく表したお話
p175 小さな会社での心の持ち方
福利厚生等、会社に対しての考え方・捉え方
p.193
「富国有徳」
→川勝平太教授が唱えた言葉で、武力や経済力ではなく徳を持って他国に良き事を成して、信頼と尊敬を得る、という意味
会社単位では 国 ではなく 人 、 ただ181の大きい単位で考えることを思うと、 住 や 国が当てはまるのかなぁと
p181 利他の考える範囲
会社のための利他の行いも、家族レベルで見れば利己の心で、家族しか視点に入っていなければ家族の単位でエゴと移ってしまう。
→より大きい単位、より広い視点で物事を見る目を養っていく必要がある
p236 災難・困難に対しての捉え方
「災難にあった場合、落ち込むのではなく喜ぶ必要がある。災難で業(カルマ)が消える」
業とは、宗教的考えで、「罪深く、その報いを多く受けている様子などを意味する表現。 決して清らではない、罪と悪を多く背負っているといった意味で用いられる。 」
宗教的な考えでいくと、災難があったときに、ようやく罪が消えて、魂が洗練される、そのように受け取りました。
- 感想投稿日 : 2024年1月7日
- 読了日 : 2024年1月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月5日
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