それからの海舟 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (2008年6月10日発売)
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本棚登録 : 284
感想 : 31
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解説にもあるとおり、著者というのは作品内に普通自分の主観を入れないようにするものだけど半藤氏はこの本の中では敢えてそれをしている。著者の〜贔屓、というのがあからさまに反映されている本が許せない人には全く読めない本だと思うが、この本はそれがあってより面白いものとなっている気がする。以前から「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張」な勝海舟が好きだったけどますます好きになった。やっぱり先見の明を持っていた幕末の偉人の一人だと思う。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2008年12月29日
本棚登録日 : 2008年12月29日

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