「時」を知る、「兆し」を知るための専門書、「易経」。
読めば読むほど興味深いです。
人が、人として、人とともに、よりよく生きるための知恵。
「時」の考え方と、「吉凶悔吝」の教えが特に印象的でした。
「時」がぴたりと合ったとき、「役割」を果たすことができる。
それは自分の功績ではなくて、その場その時そのことを行うことが正しいことだったのであり、実行した自分は役割を果たしただけ、という考え方。
「吉凶悔吝」は事実から目と心を背けなければ、そんなに悪いことにはならないよ、という教え。
『易経』は今の私には難解すぎて読めませんが、少しずつ解説書を通して学びを深めて、いつか読み込めるようになりたいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年10月12日
- 読了日 : 2012年10月12日
- 本棚登録日 : 2012年10月12日
みんなの感想をみる