家族シアター

著者 :
  • 講談社 (2014年10月21日発売)
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本棚登録 : 3032
感想 : 446

うちは息子ばかりなのだが
私自身よく女の子のお母さんに間違われる。
きっと女の子が好きそうな趣味から来ていると思うが
改めて、娘の繊細さについていけるか自信がない。
繊細じゃないかな、面倒くささ。
私も女の子だった時代があったんだけど
結構大ざっぱだったかも。
つくづく男の子のお母さん向きだったんだなと思う。

反対に、姉妹の立場になると、わかる、わかるという場面がいっぱいある。
ただし、姉妹のイケてないほうだけどね。
自分にあちこち重なって困った。

地味だけど、こういう面倒くさい細かいところが
辻村さんって本当に上手だなと思う。
ある意味、重松さんと並んでウマい。

どれも最後に温かいものがあって
素直な涙が流せる、気持ちのいい本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: た行
感想投稿日 : 2016年1月8日
読了日 : 2016年1月8日
本棚登録日 : 2015年12月6日

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