黒川作品を読んでいると警察が信じられなくなる。
「悪果」ほどの毒々しさはないが
少し悪い部分を持っていないと、この世界は渡っていけないのではないかと思うぐらい。
前半の麻薬取締の実際の事件はこうやって調べるのかと
リアルな実態に感心していました。
そして、後半、1つのヒントから和歌山へつながり
どんどん展開していく様はうまい!と思いました。
ただ、ラストはちょっとおとなしくなってしまった感じがした。
それだけが残念です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
か行
- 感想投稿日 : 2015年10月26日
- 読了日 : 2015年9月19日
- 本棚登録日 : 2015年8月30日
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