気味の悪い話に括られるのだろう。ヴェネチア沖の小島に出かけた男女が遭遇する不気味な出来事を描く「ポドロ島」を始めとする12編。雰囲気上げたらもっと怖いのに。怪奇小説としては雰囲気が違う。裏読みすれば違う真実が想像できる短編ばかりなので、敢えてこういう翻訳をしてるのか。妄想、妄執、心の闇といった要素を多用する作家なので誰が異常なのかわからない怖さだ
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- 感想投稿日 : 2021年6月28日
- 読了日 : 2021年6月28日
- 本棚登録日 : 2021年6月28日
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