盤上のアルファ

著者 :
  • 講談社 (2011年1月6日発売)
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本棚登録 : 474
感想 : 110
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 NHKのBSプレミアムで玉木宏と上地雄輔がドラマをやっていた時に読みたいと思っていた、将棋は秋葉同じく全くの素人なのだけれど。
 社会部から文化部、それも興味もなかった将棋の記事を書くことになった秋葉と、プロ棋士入りをあきらめかけていた真田が偶然なのか、必然なのか……酷い出会い方(本当に)をしてから、2人の生活が、人生が変わりだしていく。将棋の棋譜の如く仕組まれたところもあったと思うけれど、同級生共に今の自分に疑問を持っている2人の相互作用はなんやかんやで良いものだと思った。でも、あの最後の展開は事情を知らなければ、秋葉じゃなくても怒るわー。
 将棋は全然分からないトコロがあるけれど、水上との勝負のところは熱い戦いだと思ったし、ハラハラドキドキ、そしてすげえー!って心からわくわくとなった。

 余談、ドラマで演じた2人も同級生同士で、共に今年40になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2019年
感想投稿日 : 2019年5月19日
読了日 : 2019年5月19日
本棚登録日 : 2019年5月18日

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