たかが英語!

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  • 講談社 (2012年6月28日発売)
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1つの会社の実績として、英語が苦手な社員も努力の末に話せるようになったという体験談は、英会話のできない自分へ勇気を与えてくれたし、モチベーションにもつながった。
生産年齢人口減による国内市場の縮小は確かに、日本の抱える大きな問題であり、今は日本だけで事業を行っている会社の多くも、これから海外に進出していかないといけない時代になってくる。私自身、現在は英語を使うような仕事をしてはいないが、いつ必要になるかわかったものではない。
学校の英語教育に関しては同感で、学校で真面目に勉強した者ですら、ほとんどが英語を話せないというのは異常事態で、授業を全て英語にして教師も生徒も日本語で話すことを禁じるぐらいのことでもやらないと、英語は身につかないと思う。私自身も、もっと早くに気づいていればよかったと、後悔している。

楽天が公用語を英語にする、という新聞記事を目にしたときは、途方もない目標を掲げたな、と思っていたが、それくらいやらないと、日本で英語を習得するのは難しいのかもしれない。

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感想投稿日 : 2013年7月7日
読了日 : 2013年7月7日
本棚登録日 : 2013年6月30日

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