よしもとばなな作品には共通のにおいがあります。
そのため、ばなな作品に興味がない人にとっては、
どれもこれも同じような作品に見えるのではないかと
思ってしまう時があります。
でも、ばなな作品に魅力を感じる人にとっては、
その共通のにおいから覗く独特さがたまらない。
今回の作品もそんなお話です。
主人公が中年女性となっているのが、
なんだか衝撃的でした。
きっと10代の時にこの本に出会ってたとしても、
まったく面白くなかったんじゃないかな。
私もばななさんと一緒に歳を重ねているんだなぁと
実感した1冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
よしもとばなな(吉本ばなな)
- 感想投稿日 : 2009年5月3日
- 読了日 : 2009年5月3日
- 本棚登録日 : 2009年5月3日
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