第二阿房列車 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2003年10月29日発売)
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本棚登録 : 504
感想 : 48
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百閒先生、第二弾です。
表紙の写真がナイス!
熊本旅行の途中だと思うんだけど
駅の水道で身繕いしてるのだ。

今回も新潟やら奥羽やら、はたまた九州やら
相変わらず何の目的もないままに旅に出ております。

おもしろかったのは
山陽本線に「かもめ」という列車ができて
先生と山系クンはその初運転に招待されて乗るわけですが
「鉄道唱歌に出てくる神戸駅に止まらないなんて!」
みたいなことを書いてます。
そうか〜、今は三ノ宮の方がメインの駅だけど
昔は神戸の方が有名だったんだなぁ。
(1953年の話。先生64歳か…)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 鉄道と旅の本
感想投稿日 : 2024年2月28日
読了日 : 2008年3月12日
本棚登録日 : 2024年2月28日

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