買えない味 (ちくま文庫 ひ 14-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (2010年12月10日発売)
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本棚登録 : 509
感想 : 39
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煮詰まると
平松さんのエッセイが読みたくなる。
絶対こんな生活はできないのに
なんとなく心ひかれるのはなぜなんでしょう。

たとえば鉄瓶で湧かすお白湯のはなし。
使いはじめのお手入れが大変。
そんなめんどうなこと
できそうにないな〜と思うんだけど
でも「おいしいんやろな…」と
勝手に味を想像してみるのだ。

そうかと思えば、実感を呼び起こす話もあり。
つまみ食いならではのおいしさや
冷やご飯の意外なおいしさ。
あじわい深いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 衣食住の本
感想投稿日 : 2022年12月3日
読了日 : 2013年11月14日
本棚登録日 : 2022年12月3日

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