芥川賞シリーズ ③
学生時代読んだ記憶があったが今一度読み返してこんな内容であったのかと読んだ。映画化もされたようで当時の学生運動の渦の中で生きてる若者の姿が視覚的にわかるくらいよく書けています。自分は学生運動が終わった世代で運動については先輩たちから少し話を聞いたくらいでした。この本は学生運動とは別に若者の「生きること」への戸惑いや何のためにという問いかけに真摯に向き合っている点がいいです。
テレビドラマの「俺たちの旅」、「ふろぞいな林檎たち」に通じるものもあると感じます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
芥川賞
- 感想投稿日 : 2009年10月12日
- 読了日 : 2009年10月12日
- 本棚登録日 : 2009年10月12日
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