設定がなんだかちょっと変。なんで年下の友人にジゴロやらないかって勧めるんだ、そもそもなんでそんな相手を求めているみたいな話を医者としたんだ、いやでもそういう変なところを演じてしまうのがウディ・アレンなのかってなんかもう地味に突込みを入れたくなる。でもそういうちょっとした変なところがくすっとさせられるし、呆気にも取られてしまう。
コミカルにコロコロと変わるカットやアングルがまたすごい好き。特にフィオラヴァンテとセリマが踊り始めるシーンの足元のカットがすっごいツボだった。なんだろう、あのセクシュアルな感じ。ただの足元、されど足元、なめることなかれみたいな感じで意味もなく巻き戻した。高いヒールがまた女としての武器をアピールしてるようにも感じられて、なお一層セクシーに思えるのかなあ。とにかくそこが好きだった。他にもちょっとした仕草が一々目に留まる。動き一つ一つがすごい洗練されていて、でもそういう動きのときはだいたい雰囲気的にセクシー。。。意味わからない。。。。好きだ。。。
結末はほんのりと切ないものだったけれど、そこでまたたくましく次に歩み始める感じがまたいいなあ。大団円ではないけれど、それでも人生は続いてく人は歩んでいく、そんな感じのハッピーエンド。私はそういうのたまらなく好きだ。
ウディ・アレンの作品は今回見るので2作品目なんだけど、他にも見たくなる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
外画
- 感想投稿日 : 2015年6月11日
- 読了日 : 2015年6月10日
- 本棚登録日 : 2015年6月11日
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