すべてを食べつくした男 (文春文庫 ス 10-1)

  • 文藝春秋 (2005年2月1日発売)
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本棚登録 : 66
感想 : 13
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食べ物エッセイ好きならば、当然読んでおくべき一冊…かなぁ。前半は Le paradoxe français に始まり、水道水/ボトル・ウォーターの比較や果物(の成熟)に関する問題提起、アルコールと心臓病の関係など、食にまつわる様々な問題を時には科学的に、時にはユーモラスに解き明かす。後半は著者が実際に作ってみたレシピを交えつつ、フレンチフライからワギュウまで、様々な料理を味わう美食エッセイ。

どのエッセイも面白いは面白いのだが、惜しむらくは、読んでいてお腹が空いてくるほど素晴しくはない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・随筆
感想投稿日 : 2011年4月3日
読了日 : 2011年4月3日
本棚登録日 : 2011年4月3日

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