乙武洋匡を一躍マスコミの寵児に押し上げた大ベストセラー。元出版は 1998年で、その後、出版に伴うマスコミの過剰な反応に戸惑いつつスポーツライターとしての一歩を踏み出すまでを加筆して 2001年に完全版として再版している。著者の特異なキャラクターに魅せられて、ずっと興味はあったものの、持って生まれたベストセラー・アレルギーの影響でずっと読んでいなかった。近年 Kindle で格安セールの対象になっていたのを機に読了。電子出版の素晴しさは数あれど、再版制度の制約を受けずに販売できることも魅力の一つだ。
著者はその後、小学校教員などを経て現在も作家活動を続けている。最近の著者の twitter などでの発言を見ていると、本書の成功によって押し付けられた「障害なんてヘッチャラさ。明るく清純、元気なオトくん」イメージは完全に払拭した観がある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・随筆
- 感想投稿日 : 2013年2月16日
- 読了日 : 2013年2月16日
- 本棚登録日 : 2013年2月16日
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