ジャーナリストで、映画の英語をよく取り上げている著者による、「ヘンな日本人英語」を紹介する本。ディビッド・セインの「その英語、ネイティブには~です」シリーズと同じコンセプトで書かれている。
英語がとても好きな人なら一度は聞いたことがあるだろう話も多いと思うが、それでも盲点になる部分の復習ができて良かった。個人的に特に役立った部分は、「なくした」を何でもかんでもI lost ~.にしないで~ is missing.にする、とか「東大の学生」をofではなくてatを使う、「コンプレックスがある」はhave a hangup about being ~、バスの後方のドアはback doorではなくてrear door、tall buildingとhigh buildingの違い、The sun rises from ~と言う場合やfell from the horseと言う場合もある、mailは数えられないけどe-mailは数えられる、イメチェンはmake over、レア・チーズケーキはlayer cheesecakeなど。
資料として「lとrで意味が変わる単語リスト」や、「和製英語リスト」、「PC語リスト」のようなものがあり、かなり網羅的だと思ったので、こういう部分も役に立つ。(12/08/18)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2012年8月19日
- 読了日 : 2012年8月19日
- 本棚登録日 : 2012年8月19日
みんなの感想をみる