歩兵の本領 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年4月15日発売)
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本棚登録 : 1320
感想 : 118
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2001年の単行本なので、16年後に読んだことになる。
既に90件のレビューも有るのでメモ程度に。
・1970年代の自衛隊を舞台としている。
・"戦後"を引きずっており、鉄拳制裁当たり前。苛めは
  今でも有るらしいが...。
・作者の浅田次郎氏が、自身の経験談を踏まえて書いた作品(つまり同年代に自衛隊にいたわけだ)。
・殺伐としながらも時代の流れに取り残されたような切ない
  小作品から始まり、段々と殺伐さ熱さを増し、次に整然
  としつつも暖かさを感じさせる。
・かみさんが持っていた本で、自分なら選ばなかった本だと
  思う。その分、新鮮だった。
  この作家の本も、実は初めて読んだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2017年2月27日
本棚登録日 : 2017年2月27日

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