誕生日まで一月足らず、断捨離をようやく終えていざ読まん!
牡蠣…あぁ、シンプルに生牡蠣をレモンでちゅるっと!それかパカッと口を開けたところにお醤油をたらして網焼き、エスカルゴバターやアリオリソースも美味しいな…
昆布の宝船に載せてぷりっぷりになるまで炙られた牡蠣もきっと美味しいんだろうなぁ。お澪坊、こいつぁ いけねぇよう!
『冬の雲雀ー滋味重湯』
『忘れ貝ー牡蠣の宝船』
『一陽来復ー鯛の福探し』
『夏天の虹ー哀し柚べし』
やはり澪が選んだ道にあるのは、女の幸せではなかったのね…
小松原さまは、自分が悪者になるよう全て引き受けて…なかなかいないよ、こんな殿方。
自分の選んだ道とは言え、想い合った人との別れは澪の身体までもおかしくさせ、料理人として窮地に立たされてしまう…それを救ったのは又次だった。
本当に雲外蒼天、いつになったら澪は蒼く晴れ渡った空を仰ぐことが出来るのかな。
切なくて、あまりにも哀しくて、電車で涙ぐみそうになりましたが
牡蠣の宝船で、不思議の国のアリスに登場する「漁師とセイウチ」を思い出して誤魔化しました。泣きながら食べるセイウチ、騙して食べる漁師…どっちが悪いのかな~
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
お腹すきます。
- 感想投稿日 : 2013年5月3日
- 読了日 : 2013年5月2日
- 本棚登録日 : 2013年5月2日
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