プロの小説家中島梓が素人(門弟)の作品をネタに小説の書き方を披露する、という本です。あ、中島梓は小説家じゃないか。(どうでも良いか。笑)
雑誌「JUNE」に掲載されていたものを収録した本です。JUNE だけあって、今で言う BL ものが多く、そこは読むのがしんどい。(^_^;) しかしそれ以外のテクニックの部分は面白いです。また、門弟の小説がけちょんけちょんに批評されます。こんなに言われるか!
あと、門弟の小説が3本載っています。しかしこれでデキの良い方ですか。いや、素人の私でもいろいろ言いたくなる感じ。素人とプロの差は大きいなぁ、と思います。するとほとんど考えずにあれだけの小説を書いてしまう栗本薫はやはりタダモノではない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月18日
- 読了日 : 2021年4月18日
- 本棚登録日 : 2020年9月4日
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