大東亜戦争と第二次世界大戦がなぜ起こったのか?
何故、日本は米国と戦争を始めたのか?
誰が戦争をしたかったのか?
日本の歴史だけを見ていてもわからない1930年代から40年代の米国や欧州の各国の立場や思惑、当時の世情、政治の中枢にいた人物の行動や言動…
そんな生々しい世界情勢を第31代米国大統領ハーバートフーバーが書き記した回顧録。
この一冊を読むと先の大戦って一体何だったんだろうか?って思っちゃいます。それに米国の一部の政治家に腹が立つし、共産主義者の恐ろしさを感じました。
戦後70年以上が経ち、世界がまた新しい局面へと変化し始めて来ていると感じることが増え始めた昨今、歴史をしっかり学んでおいて、同じ轍を踏まない様にしたいと感じ入りました。近年米国で公開されたヴェノナ文書とか、大戦当時の公文書を元に歴史は改めて検証され、これまでと違った真実が分かってきた。日本政府もこう言った事実をしっかりと分析した上で日本国内にも国外にも明確に発信して欲しいと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
戦争
- 感想投稿日 : 2019年8月24日
- 読了日 : 2019年8月23日
- 本棚登録日 : 2019年8月24日
みんなの感想をみる