海にかかる霧
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この冒頭の船上での作業風景に出て来るモジャモジャ頭の人は「爆風スランプのファンキー末吉さん」とは別人ですよねぇ〜笑笑。似てる…笑笑
普段やってる漁でさえ日本の排他的経済水域を侵しているかも知れんのに、不漁だからと密航に手を染める…生きる為に止むを得ず…なのは分かる。だけどそれを唯々諾々と容赦する気にはならんですよ…
脱北者みたいだけど中国からの不法移民なんだな…船倉で全員死んじゃうのみてハビエルバルデムの「ビューティフル」を思い出した。同じじゃないけどなんか似てるよね…しかし生きる為に選んだ仕事が最悪の事態に直面…そうなると相手が死んでるとは言え、こうも情け容赦ない行動に出れるもんなのかな?
しかし、船長が正しいのか?青年が正しいのか?それを考えた時、僕は前者だと感じる。一時的な特殊な環境において恋慕の情を抱くことはあるだろうが、彼女や死んでいった者たちは、明確な目的があって密入国をやっているのだから、現実が平穏に戻ってしまえば…青年のことは一時的な感情でしかないと気づくだろう…船長や甲板長の行動が100%正しいとは思わないけれど、船や乗組員を考える上では彼らが正しかった。凄い物語だった。ラストシーンも余韻があってすごく良かったです。良い監督さんだな…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヒトコワ
- 感想投稿日 : 2022年2月25日
- 読了日 : 2022年2月25日
- 本棚登録日 : 2022年2月25日
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