どこにでもいそうな人たちのありそうな日常を切り取ったような短編が7篇。
たとえ大事件は起きなくとも人はそれぞれの問題を抱えているもの。それぞれの違ったタイプの登場人物に感情移入するということでなくとも、彼らが小説に切り取られた後に生きていく時間も想像させられる。余韻の残る短編集。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年1月12日
- 読了日 : 2022年1月12日
- 本棚登録日 : 2022年1月12日
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