hiddieの本棚

頁は厚いものの、幅広く取り上げたせいか、各論が薄く感じる。

ポリネーターの概念と左記を実践する筆者の行動を追体験できる。

入門書の名のとおり、実に分かりやすく整理されている。

何でインドカリーのお店のランチはどこも似たようなメニューで、ゴマドレッシングのサラダなのだろうと思っていたが、その疑問に真正面から答えてくれる。

読むたびに穏やかな気持ちを取り戻せる。

今でこそ当たり前のIT社会における意思決定を50年も前に説いていることは恐るべしと驚嘆した。

チクセントミハイの著作の中で、最も分かりやすい。

田中選手のリーグワンでの最初で最後の試合の後にこの本を知って読んだ。こんな事が本当に起こるのかと驚きながら、大怪我と大病を乗り越えていく2人に心が震えた。

本当にゼロから学べるかは別として、説明も丁寧で分かりやすい。

フローの概念を一般向けに要約したとはいうが、かなりぎっしり。でも挑戦に値する。

集中するには、逆説的に集中しないことも必要である主張に納得した。

ポーターの書籍と同様、must to readだけど、一読だけではよくわからない。わかるまで読みたい。

ハーバート・サイモンの知の大海の中で溺れかけた気分。

この書をAI全盛の今に読むのは、実に意義深く感じた。

チェスやロッククライミング、手術などのアクティビティを通じ、フロー発動の原理が解説されるなど、エビデンスに基づく実証が説得力を与えている。

内容も印刷もぎっしり。わかったような、わからないような気分で必死に頁を進めた。

インパクトは前作の方が大きかったが、希望を与えてくれる。

幅広い労働法規の概念をコンパクトにまとめてくれている。

禅師の教えが染み入るように入ってくる。

「科学が有効性を証明していないこと」を「科学が無効であると証明していること」とすり替える危険性を説いてくれる。

まさに正規分布への挑戦。文章も挑戦的で痛快。

戦わずに勝つことを説く。アホと戦わず、自分と戦えの言に納得。

アホと戦う無駄は避けるものの、アホを跋扈させない強さをチラ見せする必要性に同感した。

タイトルの入門とは異なり、初学者には取っ付きにくいものの、幅広い概念を薄い一冊に収めたのは、凄いことだと思った。