「新しくて懐かしい佐藤竹善サウンド」
まずはこの言葉に尽きるでしょう。
より研ぎすまされたサウンドはシンプルになりつつも
マニアックな奥底にあるサウンドメイキングはさすが!!!
注目すべきは1曲目の「Watchin' You Watchin' Me」
かつてのSLTサウンドを継承しつつ、竹善ソロにおける
骨太なロック感をかもしだすドラム。(竹善氏による打ち込み
だがクレジットにはなぜかDenchanの名が・・・←ここにも
遊び心が見える。)このAORとロックのミクスチャー感は
マルーン5にも繋がるものがある。
テンションコードの中でブルースしまくる浅野ブッチャー祥之氏のギターは涙があふれるくらいブルースしている。
自宅スタジオ「DEN LABORATORY」において作り込まれた
サウンドはより竹善ソロの色合いを濃くし、
その色は藍色に染まって行く!!!
故浅野祥之氏の最後に残したレコーディング音源ということでも魂のこもったギターも聞けるアルバムとも言えよう。
あえて佐藤竹善のソロ作品としては最高傑作と言っておこう。
そこにはSING LIKE TALKINGへの期待があるからだ。
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- 感想投稿日 : 2010年10月9日
- 読了日 : 2010年10月8日
- 本棚登録日 : 2010年10月8日
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