調査の為にポアロが町を終始移動し続け関係者を訪ねていくハードボイルド的展開です。犯人は意外ですし、小さな謎の解決も鮮やか。ポアロが不味い料理に悪戦苦闘する様子やミステリー作家アリアドニ・オリヴァ夫人の言動などコミカルな要素もあって楽しめましたが、死刑執行前に解決しなければならないというタイムリミットものなのに緊迫した様子を感じられないのは残念に思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アガサ・クリスティ
- 感想投稿日 : 2015年7月8日
- 読了日 : 2015年7月8日
- 本棚登録日 : 2015年7月8日
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