龍臥亭事件: 長編推理小説 (下) (光文社文庫 し 5-28)

著者 :
  • 光文社 (1999年10月20日発売)
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本棚登録 : 900
感想 : 62
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上下巻読了。
「津山30人殺し」をベースに過去の因縁、密室殺人、家族の確執、そして石岡の奮闘など、様々な要素を見事にまとめきった大作です。
トリックが小粒で陳腐なものだったので、作品の完成度を下げています。いっそのこと、トリックなしで勝負しても良かったと思います。
また、「吉敷シリーズ」の関連を匂わすエピソードがあるので、ファンには一読の価値があると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  島田荘司
感想投稿日 : 2013年8月15日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年8月15日

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