私立探偵ボーボワール(ミシェル・セロー)が身元調査をした女性(イザベル・アジャーニ)は、美貌を武器に金持ちの男を誘惑しては殺害し、名前を変えながらヨーロッパ中を駆け回っているとんでもない人物だった。彼女に亡き娘の姿を重ねたボーボワールは、尾行を続けながらも、彼女に助けの手を差し伸べるようになる。
感情を見せずあの手この手で犯罪行為を繰り返すイザベル・アジャーニの謎めいた感じと、ファッションや髪型を変えて別人に成りすますその風貌がスタイリッシュでとても印象的です。
ミシェル・セローのコミカルな演技は良いアクセントになっているものの、ストーリーはイザベル・アジャーニが金持ちの男と付き合い、殺害、逃げるの繰り返しでやや退屈です。
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- 感想投稿日 : 2016年1月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年1月26日
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