品行方正だった娘・加奈子(小松菜奈)が部屋に何もかもを残したまま姿を消したと元妻から聞かされ、その行方を追い掛けることにした元刑事で父親の藤島昭和(役所広司)。自身の性格や言動で家族をバラバラにした彼は、そうした過去には目もくれずに自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になって娘の足取りを調べていく。交友関係や行動を丹念にたどるに従って浮き上がる、加奈子の知られざる素顔に驚きを覚える藤島。やがて、ある手掛かりをつかむが、それと同時に思わぬ事件に直面することになる。
時系列が滅茶苦茶で分かり難いですし、目まぐるしく切り替わる映像、ブレるカメラワーク、統一性のないBGM、演者達のギャーギャーピーピー煩いセリフが気に障り、観ていてかなり疲れました。
本作が映画デビューだった小松菜奈はとても魅力的でしたが、橋本愛、妻夫木聡、オダギリジョーは脇役過ぎて要らなかったですし、中谷美紀はネタバレ気味。キャスティングは失敗していると思いました。
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- 感想投稿日 : 2016年2月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年2月7日
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