五木寛之著作で初めて読んだ本。「老い」に対するマイナスイメージの払拭のきっかけになった。前半に各国の鬱に対する様々な精神的文化が取り上げられており、韓国の「恨息」(ハンスム)、ロシアの「トスカ」がとても面白い。著者の経験からなる内容は説得力があるが、終始暗い話なので読後はもやもや感もある。仏教的な教えや先の精神文化はとても深いのですべてを参考にせずとも、部分的に考え方としてに取り入れて行きたい。
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- 感想投稿日 : 2010年12月26日
- 読了日 : 2010年12月26日
- 本棚登録日 : 2010年12月26日
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