ヴァルデマール王国の「ヴァルデマールの風」シリーズ第1作目。
今回の主役は「ヴァルデマールの使者」シリーズではまだ幼かったエルペスと鷹の兄弟<暗き風>
時系列的には、ヴァルデマールの風の後にあたる。ラストで魔法使いに対抗するために、ヴァルデマールも魔法について調べる云々で終わっていたが、なんらかの力が働いているのか、ちっとも魔法が広まらない。まるで誰かが意図的に魔法を禁じてるような・・・
エルペスが魔法について調べている序盤は、少しミステリー要素があって、かなり面白かった!
スキッフの扱いがかなり酷くて、「使者」シリーズと「盗人の報復」を読んだ後だと同情してしまう。
異性として付き合えなくても小さい頃から面倒見てくれたお兄さんなんだから、もうちょっと勘弁してあげてよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2012年9月2日
- 読了日 : 2012年4月27日
- 本棚登録日 : 2012年9月2日
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