「東大教授が教える知的に考える練習」が出版されて先に読んだので、シリーズの前著を読んでみた。
知的な考えるがネット時代に「考える」ということに焦点を当てているのに対して、本書は「正解にたどり着こう(明確な目標達成や教養をつける)」という日本式の勉強よりも、答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強方法を説いている本だと言える。
そのための独学(考えること)の大切さ、独学のメリット、独学の方法(テーマの立て方やちょっとしたコツ)、新しい分野への取り掛かり方、アウトプットの重要性、を易しく説いている。
結果的には、日本式の正解を問う勉強方法→論文などの研究系の勉強方法 に変化させる面も強いと思った。日本式の勉強方法に慣れている人には一読の価値はあると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思考方法・哲学
- 感想投稿日 : 2018年5月1日
- 読了日 : 2018年5月1日
- 本棚登録日 : 2018年5月1日
みんなの感想をみる