適材適所と金融政策の重要性を二宮尊徳さんは現代を遡ること170年前に気が付き、数多くの地域で実行しています。
それは農民であり、賃金労働者であり、田舎民であり、都会民であり、施政者であり、支配されるものであるキャリアを積み重ねてきたからでした。
人と社会の機微が分かっていたからこそ、100年単位で改革プランを数字に落とし込むことが出来たのでした。
彼が活躍したのは、人口が増えること、経済規模が拡大することを望めなくなっていた社会でした。
しかし、そこで二宮尊徳は諦めず、自主独立した農民を育てることで、自らの家計を豊かにすることを通して、国が豊かになる仕組み作りに取り組みました。
我々2010年代を生きる日本人がヒントにすべきことは沢山ありそうです。
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- 感想投稿日 : 2015年2月15日
- 読了日 : 2015年2月15日
- 本棚登録日 : 2015年2月15日
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