「私」がブレてしまっている歌、単なる昔話で終わっている歌、妻に頼る一方の歌…。
老いを感じる歌が多いなか「私」と対象の関係が明確で、作者の言いたいことがはっきりしている歌がキラリと光ると述べた上で、高齢になっても、どんな歌であっても歌を作ることで人生を豊かにしてほしいという著者の強いメッセージを感じました。
今は作歌をお休みしていますが、私もまた短歌を作りたいと思うことがあるかと思います。そのときは、いくつになっていても、また楽しんで短歌を作れたらと思っています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2021年3月26日
- 読了日 : 2021年3月19日
- 本棚登録日 : 2021年3月26日
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