楽園追放 mission.0 (ガガガ文庫 て 2-3)

  • 小学館 (2014年10月17日発売)
3.48
  • (3)
  • (9)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 158
感想 : 9
3

独特なリズムがありますが読みやすい部類なのかな?
ただ一人称に近い三人称は判別つかない部分があるかも。
そしてやたらエロい感じの表現がきになるかもです。
あと三人称なのにそうでもないというところもある。
少し前で説明したのに疑問にする。他に表現できそうなんだけどなぁ。
そこまで考えると読みにくいかも。。

と書き方置いておいて、内容はSFですね。
電脳世界の話。
アンジェラがまだディーヴァを楽園と思っていた頃。
個人的にはこっちのほうがサイバーパンクっぽい?気がします。
ロボットが自我に目覚める。電子化された人間が迷う。
ただまぁディンゴがいう自由がない縛られた世界はまさにこの話かなぁ。
メットの生き方は自由さがない。

自由とは楽園とは、なんだろう。

ディンゴはメットがいう言葉こそ自由であり、楽園という。
苦悩があるから人は人でいられる。それがなんだろうか。

SFは真相に近づいて話す部分が印象的でいいですね。
どこぞのSFからよくわからないものより全然。あれフラグの意味なかったしね。
これぞ、フラグの回収と。
出来すぎた英雄。失われたメモリ。トイフェル。調べられない情報。持ち帰った理由。
まあ、最後らへんまでくるとこれはもしかして現象。
アンジェラの性格が歪むのもわからないでもない。

海辺はアンジェラの思い出深かっ場所だなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2014年12月10日
読了日 : 2015年1月1日
本棚登録日 : 2014年10月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする